ケベック州モントリオールに留学して

20代の頃、英語とフランス語の両方に興味を持った為、どちらも学ぶことができるモントリオールに

留学しました。

英語に関しては、カナダに行く一年ほど前にアメリカで学んだので日常会話的なコミュニケーションは

とれるレベルではありましたが、フランス語は日本のNHKフランス語会話などの教育番組で数ヶ月

勉強していただけだったので、基礎知識は非常に乏しかったです。

そして、フランスのフランス語とカナダのフランス語は発音が全然違うのです。

カナダのフランス語は古いフランス語のままであると聞いたこともありますが、例えて言うなら

フランスのフランス語は日本語の標準語だとすると、カナダのフランス語は東北弁くらいの感じだと

思いますし、フランス人はカナダのフランス語をリスニングでは理解できないそうです。

私が映画や教材で聞きなれていたフランス語とは全然違うので、聞き取るのが非常に難しく大きな壁に

ぶち当たり、泣きながら勉強をしていました。

また、私は初級なのに、人数が少ないからという理由でレベルの高い生徒(カナダの英語圏で弁護士を

している人だったそうです)も同じクラスにされてしまい、その生徒の足を引っ張らないように、

先生には明日はどこを勉強するのか必ず聞いて、帰宅後は宿題と明日の予習、知らない単語を全て調べて

テキストを把握する、を繰り返していました。

残念ながらレベルの高いその生徒は、私のせいだと思うのですが、理想的に学ぶことができず、途中で

辞めてしまいました。

勉強にとても時間を割いていたので、睡眠時間はその頃4~5時間だったと思います。

また、一生懸命話しても、全く伝わらず馬鹿にされることもあり、とても不甲斐なさを感じることが

多々ありました。

これは外国語を学ぶ時、切り離せないことですよね。

でもそれらの悔しさをバネに努力をした甲斐あって、周囲が驚くほどフランス語は上達し、まだまだでは

ありますが短い期間で日常会話ができるようになり、問題なく友人とフランス語でコミュニケーションを

取ることができるようになりました。

ちなみに、先生はフランス人だったので、発音はあまりカナダのフランス語訛りにならないように気を

付けました。

モントリオールは英語とフランス語の両方を話す人がとても多かったし、それに加えてイタリア語や

スペイン語、中国語、韓国語など3ヶ国語や4ヶ国語を操る人がたくさんいたので、二ヶ国語以上を

話すことが基準となる感覚を得られたのは、本当に良かったと思います。

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